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【コラム】二人の絶妙なバランス、それが結婚です

杉並区の婚活アドバイザー結婚相談所オフィス飯田・セレンディピティ

前回は結婚された方のお話をしました。

では中々結婚に至らないケースはどんな感じでしょう。

交際が進んだけれど、ずっと迷っていて、結果お断りしたCさん(女性)は、「心の底から一緒に笑っていなかったことに気づいたから」という理由でした。

二人の雰囲気もいい感じで、何度もデートして順調に結婚までいきそうだけれど、

「何だかわからないけれどしっくりした感じが持てなくて」とか、

「楽しいお付き合いが続いているのに二人の距離が縮まらない」

こんな時は感覚的に何か違和感を感じているのかもしれません。

Cさんがまさにそうでした。

さんざん悩み考えた結果、お断りとなりました。

なぜこんなことが起きるのでしょう。

それは、人を好きになるのは理屈じゃない本能的なというか感覚的なものだからです。

そして自分の中のこの違和感に気づくことはとても大事なことです。

ちょっと気になることがあったら、思い出してみてください。

何かわからないけれど何となく気になる感じがしたら、それは理屈ではなく感覚的に感じている違和感であることが多く、意識には中々上らないけれど大事なこともあります。

気になることは、まずは声に出してみましょう。

一人のときも声に出したり書いてみたりしてください。

できれば、周囲に安心して話せる人がいたら話してみると、もっといいですね。

そうすると自分の気持ちが見えてきます。

けれど相談できる人は、周りに意外といないですよね。

特にお見合いから始まる恋愛は進むのも早いので、相談するタイミングも逸しがちです。

一人で考えてしまうことになり、負のスパイラルに落ち込みがちです。

気になることをそのままにしておかない、言葉にしてそれが何なのか考えてみることで、すっきりしたり、一歩前へ進めたり、いい方向へ行けることも多いです。

相談室はそのためにあります。気軽にカウンセラーにお話してみてください。

私達の相談室では、面談で直接お会いすることやお電話でお話することを大切にしています。

お客様のちょっとした表情や声のトーンに気持ちが見えてくるからです。悩んだり迷ったりしたときは、もやもやを整理する糸口を一緒に探して、次に進めるようにサポートしています。

気になることがある場合は、お相手の問題ということもありますし、自分自身の問題ということもありますし、二人のズレみたいなものでもあるのです。

それに気づいて、良いか悪いかではなく二人が向き合っていけるかどうか、またそれを引き受けて二人が更に良い関係を築いていけるかということなのです。

二人のこととして引き受けていこうと思えるかどうかが鍵とも言えるのです。

20代30代40代50代と年齢が高くなっていくほど、人間として成長していくとともに人生がその人らしく形作られていきます。

つまり自分の生き方や価値観が確立されていきます。

結婚するということは、二人が一緒に歩いていくために、それぞれの生き方や価値観の違いを認め合うこと、もっと言えば二人の人生を融合させ再編成するということです。

何か大変なことのように聞こえますよね。でも、心配しないでください。この人といると楽しい、自分が出せていると感じるお相手なら大丈夫です。

泣いたり笑ったりして一緒に歩いていくうちに気がついたら二人の絶妙なバランスのとれた人生が形作られていることでしょう。

それが結婚です。

杉並区の婚活アドバイザー

オフィス飯田・セレンディピティ

飯田敏博・飯田美里