結婚相談所での婚活のファーストステップはお見合いです。就活で言うなら面接にあたります。
面接では、面接官に好印象を持ってもらえるよう対策を立てますよね。
お見合いの場合も一緒です。

人は初対面の数秒間に受けた印象が長く残り続けると言われています。
また、言語、聴覚、視覚の中では、視覚からの情報が最も影響力が強いとされています（メラビアンの法則）。
お見合いでの第一印象を良くするには、男性でも女性でも、まずは視覚からの情報、つまり外見を良くすることが、お相手に自分のことを知ってもらうための最初の関門と言えます。

今回は男性の第一印象をアップさせる、特に服装についてお話します。

・清潔感

男性から、何を着ていったらいいかと相談を受けることがしばしばあります。
男性の外見で女性はどこを見ているでしょう。
服装や持ち物、顔や姿勢、しぐさなどが見られていますが、大切なのは、不快感を与えないこと、そして清潔感です。

・TPOにあった服装

お見合いの場所は、ホテルのラウンジなどが多いです。
仲人がお引合せまで同行する場合もありますが、今の標準はご本人同志でお会いするスタイルです。
事前に決めた待ち合わせ場所で、お互いが「初めまして。」となります。
その時の第一印象で女性は、今日の出会いが良かったか悪かったか決めてしまいます。
待ち合わせをおろそかにする男性は、その時点でお見合いに失敗していると言えます。

・どのようなスーツがいいのか

男性のお見合いの服装は、定番はスーツですが、スーツなら何でもいいという訳にはいきません。
会社に着ていくスーツでも悪くはないのですが、くたびれたスーツだったり、ワイシャツがしわしわだったりするとイメージダウンになってしまいますので、お見合いの前にはクリーニングに出しておきましょう。
少しカジュアルな感じのジャケットとパンツの組み合わせ、「ジャケパン」スタイルも最近は増えてきています。
ピシッと決まったスーツは、誠実で仕事ができそうな男性を印象付けてくれますが、少し硬い感じもします。
それに対して、ジャケパンは、カジュアルな分、親近感が得やすいところもあり、女性からの人気も上々のようです。
初めて買うのであれば、色は紺系が無難だと思います。紺系のジャケットにパンツを合わせ、替えのパンツがあれば、お見合いだけでなくデートにも着ていけます。
上品さとカジュアル感を併せ持つ紺系のジャケットは、ネクタイをしてもノーネクタイでもいいですし、ワイシャツをボタンダウンにしたり、中にセーターを着たり、おしゃれも楽しめます。
できれば春夏物と秋冬物を用意すれば一年中様々な場面で着られて便利です。
だからと言って、普段からジャケパンを着なれない人は無理しないでください。スーツにネクタイが無難です。
そして、スーツにしてもジャケパンにしても、形やサイズには注意しましょう。形が古過ぎたり大き目のサイズだと何となく老けて見えたり、やぼったく見えてしまいます。
婚活を始めると決めたら、紳士物のお店で、自分に合った服をお見合い用に一着揃えることをお勧めします。どんな服が合うかわからなければ店員さんに聞いてみると色々アドバイスをくれますよ。

いかがでしたでしょうか。
婚活を機に、普段から服装について少し意識してみてください。

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